下の写真は、80歳くらいの患者さん。10数年前から診ています。
擦り切れた歯牙がときどき歯髄炎を起こして来院し、その歯の治療が終わったら「他に気になるところはない、食べるのに不自由ない。」ということで下図左の状態に到った方です。
「何もものが食べられない。」と言って受診してきたときの正面の写真では、上下の歯が見えない状態でした。
頑張って治しました。
上の写真はその術後写真。単純に咬み合わせは10数ミリ上がっていますよね。
集中的に治療しても、1年くらいかかったことを思い出します。
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