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当院ではプレオルソ矯正装置を推奨しています。永久歯に生え変わってからでは、全ての歯にギラギラした装置をつけるいわゆる「本格矯正」になりますが、この治療法であれば小児(6才~10才)の骨の軟らかい時期に使うことで、非常に大きな効果が期待できます。プレオルソは80点の咬合歯列を目指す装置です。早期に始めればそれだけ大きな効果が得られます。
歯並びが悪いと見た目が悪いばかりではなく虫歯、歯周病、頭痛、肩こり、顎関節症など人生の後半戦で生命力が弱ってきたときにその弊害が現れてくるリスクが高まります。1本の歯を失った時にブリッジや義歯が出来ない場合もあります。上の前歯が出ているだけで転んだときに折れたり脱臼したりする患者さんも年に何人か見掛けます。
唇が閉じにくい人では就寝中を中心に口呼吸が行なわれ風邪やインフルエンザに罹りやすくなったりします。またIgA腎症や自己免疫疾患(尋常性乾癬やリウマチ、慢性潰瘍性大腸炎など)の遠因にもなります。
つまり、きれいな歯並びに成長しない原因が歯列不正の中には存在するのです。
単なる口の中だけの問題では無いことを考えると、歯列が気になりだした時が治療を考えるべき時期ではないかと思います。
当院では、成人の歯列矯正も請け負っています。そしてその殆どはお口の中を診たうえで上記のようなリスクを指摘した患者さんが自ら健康になることを望んで治療を始めることが多いのです。100点の完璧に見える歯並びでも顎関節症の人がいます。頭痛持ちの人もいます。それらの患者さんが楽になるために何が出来るかを考えながら治療にあたることが殆どです。
秦泉寺歯科医院 〒780-0021 高知市中秦泉寺45-2F / TEL. 088-825-2888
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